資格認定団体変更のお知らせ
2015年4月1日より、インテソルの資格認定団体がALAP (Awarding Language Acquisition for Professionals) に変更されました。ALAPは、英語教育(ELT)専門の資格認定団体です。海外の受講生を含む、幅広い受講生に講座のレベルの指標を提供し、修了した際の資格を認定しています。独立した資格認定団体として、QCFの枠組みに則った監査と資格の授与を受講生に提供します。2015年4月1日より、TESOL講座の修了生には、QCFレベル4相当というALAPの修了証が発行されます。
【経緯】
イギリスでは、TESOLなどの職業「資格」は、イギリス政府がQCF(The Qualifications and Credit Framework)という枠組みでレベルと取得要件を規定していて、監督官庁としてのOfqual(資格・試験監査機関)が、イギリス国内の学校・団体の運営状況を監督しています。
他方、Ofqualは、イギリス政府の機関ですから、その権限と責任はイギリス国内に限定されています。海外の受講生は、QCFの枠組みもOfqualの規定も原則として適用されません。しかしながら、英語教育は、イギリスにとって重要な産業ですから、海外の受講生の保護と、講座のレベルの指標を提供する目的で、Ofqualに登録された講座運営学校・団体(資格認定団体)に、海外の受講生にもQCFに則った職業「資格」に相当する内容の講座を修了したことを「認定」して、修了証を発行することを認めていました。(下注参照)
インテソルのTESOL150時間・180時間通信講座は、これまで、上記の制度により、Ofqualに登録されたNCFE、また、最近では、TQUKという講座運営学校・団体(資格認定団体)から、TESOL講座の修了生に対して、QCFレベル4相当という修了証を発行してもらっていましたが、2014年に、Ofqualが、リスクベース規定という概念を導入したことに伴い、Ofqualに認定された講座運営学校・団体(資格認定団体)は、海外の受講生のQCFレベルを「認定」して修了証を発行することができなくなりました。
インテソルでは、(1)通信講座でありながら通学講座同等の内容の実務的な講座を提供すること (2)修了生には権威のある修了証を発行すること、を極めて重要であると考えています。そのため、上記の変更を受けて、インテソルでは、英語教育(ELT)専門の資格認定団体である ALAP (Awarding Language Acquisition for Professionals) を新たな資格認定団体として選定いたしました。ALAPは、英語教育(ELT)専門の資格認定団体です。海外の受講生を含む、幅広い受講生に講座のレベルの指標を提供し、修了した際の資格を認定しています。独立した資格認定団体として、QCFの枠組みに則った監査と資格の授与を受講生に提供します。
インテソルでは、引き続き、通学講座に通えない忙しい先生のために、通信講座でありながら、通学講座同等の講座内容と資格証明書が発行できるように努力してまいりますので、何卒、ご理解のほど、お願い申し上げます。
2015年4月1日
(注)公表された資料に基づいた、インテソルジャパンの現状分析です。